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車検の印紙代とは?必要な理由を解説

投稿日:2023/04/10

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車検を受けるときにかかる費用には「印紙代」が含まれています。印紙代とは一体何のための費用で、なぜ支払わなくてはならないのか、気になる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、印紙代の概要と必要な理由を解説します。

なぜ車検で印紙代を払う?

印紙代とは、車検の手数料を支払う際に使用する収入印紙・証紙にかかる費用です。印紙・証紙は税金や手数料などを納めた事実を証明する役割をもち、車検を受ける場合に購入・使用しなければならない旨が道路交通法で定められています。整備工場などに車検を依頼する場合には目にすることはないかと思いますが、印紙・証書を書類に貼り付けて運輸支局に提出します。

また、収入印紙・証紙はそれぞれ用途が異なります。

・収入印紙(自動車検査登録印紙):国に納める手数料

・収入証紙(自動車審査証紙):独立行政法人自動車技術総合機構に支払う手数料

【車検・車種別】印紙代の違い

印紙代は車検の種類や車種によって異なります。それぞれの違いを確認しておきましょう。

継続検査

乗っている車両を続けて走らせるために受けるのが継続検査です。一般的に車検と呼ばれる検査は継続検査を指します。印紙代は下記の通りです。

・普通自動車:【印紙】500円【証紙】1,800円【合計】2,300円

・軽自動車:【印紙】1,800円【証紙】400円【合計】2,200円

※持込検査の場合

新規検査

新規検査は、新車や一度登録抹消した車を再度公道で走らせるために行う検査です。基本的にユーザーが実施する機会はありません。主に業者が行います。印紙代は次の通りです。

・普通自動車:【印紙】500円【証紙】2,100円【合計】2,600円

・軽自動車:【印紙】1,900円【証紙】400円【合計】2,300円

※持込検査の場合

構造等変更検査

構造等変更検査とは、車幅や全高、乗車定員や積載重量を変更・改造し、保安基準に影響する可能性がある場合に受ける検査です。下記の金額の通り印紙代がかかります。

・普通自動車:【印紙】500円【証紙】2,100円【合計】2,600円

・軽自動車:【印紙】1,900円【証紙】400円【合計】2,300円

印紙代をなるべく安くするには?

「自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS申請)」を活用するとオンラインで手数料を支払いでき、印紙代を抑えられます。金額は下記の通りです。

継続検査

・普通自動車:【印紙】1,200円【証紙】400円【合計】1,600円

・軽自動車:【印紙】1,200円【証紙】400円【合計】1,600円

※​​保安基準適合証の提出の場合

新規検査

・普通自動車:【印紙】1,300円【証紙】400円【合計】1,700円

・軽自動車:【印紙】1,300円【証紙】400円【合計】1,700円

※完成検査終了証の提出の場合

検査登録の手続きは、通常複数の窓口で行う必要があり手間がかかってしまいます。しかし、OSS申請であれば一括で手続き可能であるため、費用だけではなく手間も大幅に削減できます。

印紙代以外にかかる車検の費用

車検には、印紙代以外にもさまざまな費用がかかります。具体的な内訳を確認しておきましょう。

法定費用

法律で支払いが義務付けられている費用で、印紙代もこちらに該当します。そのほかにかかる費用は下記の通りです。

・自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)

法律によって加入が義務づけられている保険です。車検の際には、次回の車検までの分を支払います。(一般的には2年間分、24ヶ月もしくは25ヶ月)自家用乗用自動車の場合、24ヶ月分で17,650円です。

・自動車重量税

車両重量に応じて課せられる税金です。自動車の新車登録年数によって、税額が上がります。

車検基本料金

車検の基本料金は、ディーラーや整備工場、ガソリンスタンドなど依頼先によって異なります。車検費用によって、依頼先を検討してもよいかもしれません。

ディーラー車検では、プロの整備士による点検や整備を受ける点や純正パーツを用いることが多いため、費用が高くなる傾向があります。ガソリンスタンドやカー用品店、整備工場などでは、汎用パーツでの整備を行うため費用が安く済む可能性があります。

まとめ

印紙代は法定費用に含まれており、車検では必ず支払わなければなりません。自分の車がどの種別に該当するのかをあらかじめ確認し、費用を抑えたい場合にはOSS申請を活用しましょう。また、制度改正などによって金額が変わる場合もあるため、車検を受けるタイミングごとに確認することをおすすめします。

※2023年4月時点の情報です

参照:車検手続きのデジタル化のお知らせ




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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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