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整備
No.65 BMW F22 M235iによくある故障・車検に影響のある故障を解説!
投稿日:2023/11/05
BMW F22 M235iは、走行性能の高さから人気を博しているモデルです。しかし、車は10年以上経過すると故障しやすくなるといわれており、2013年発売のF22 M235iもそろそろ各所のトラブルが気になってくる頃です。
そこで今回は、BMW F22 M235iによく起こる故障と、車検への影響について詳しく解説します。
BMW F22 M235i によくある故障、車検に影響する故障
BMWの2シリーズクーペ(F22)M235iによくある故障としては、次のようなものが挙げられます。
オイル漏れ
ラジエーターのクーラント漏れ
ガス欠症状
故障の詳細については後ほど詳しく解説しますが、部品の劣化によって発生する場合が多いです。特にBMWをはじめとする輸入車は、国産車に比べて部品の劣化がはやいといわれています。交換が必要でもすぐには手配できなかったり、予想以上に価格が高いこともあります。定期的に整備や点検を受けて部品の状態をチェックし、交換しておきましょう。
BMW F22 M235iによくある故障・オイル漏れ
エンジンオイルが漏れていると、エンジン付近から焦げたような臭いがしたり、駐車場の地面にシミができたりします。
原因は、エンジン周りの部品(ヘッドカバー、ブラケット、ポンプ類)の経年劣化です。特にヘッドカバーは樹脂製のことが多いため、劣化がないかどうか定期的にチェックしましょう。
また、BMWの車輌では、オイルフィルターハウジングの接続部分であるガスケットからオイルが漏れてしまうことも多いです。ガスケットはゴム製のため、硬化によって亀裂が入りやすく、その裂け目からオイル漏れが発生します。他の部品とあわせて状態を確認するようにしましょう。
BMW F22 M235iによくある故障・ラジエーターのクーラント漏れ
ラジエーターはエンジンの温度を調節するための部品です。このラジエーターの中に入っている冷却水がクーラントで、走行中に高い熱をもつエンジンを冷やす役割を果たしています。クーラントが漏れ出してしまうと、エンジンの温度が上がりすぎてオーバーヒートしてしまうかもしれません。オーバーヒートするとエンジンが故障して走行不能になるだけではなく、車輌炎上にも発展する可能性もあって非常に危険です。
地面にシミが見つかった場合にはクーラント漏れを疑って、残量を確認しましょう。目視では分かる症状がなくても、クーラントの量が減っている場合もあります。クーラントは甘い匂いがするという特徴をもっており、いつもと違う異臭を感じた場合にも状態をチェックしてみてください。
BMW F22 M235i のガス欠症状に注意
2013年10月から2014年3月までに製造されたF22 M235iは、燃料ポンプの製造工程が不適切なため内部に異物が混入している恐れがあるとして、リコールの対象となっています。そのままの状態で走行を続けると燃料ポンプが停止し、エンジンが再始動できなくなる恐れがあり、非常に危険です。
リコール対象の車輌には、燃料供給ユニットの交換対応が取られています。対象のM235iを所有している、または中古で購入を考えている場合は注意しましょう。
BMW F22 M235iの車検整備にお困りの方はDr輸入車へ
BMW F22 M235iでよくある故障について解説しました。
今回紹介した故障は、いずれも車検に影響するどころか重大な事故にも発展しかねません。異常を見つけた場合には、お近くの整備工場に問い合わせてみましょう。
しかし、BMWをはじめとした輸入車は国産車よりも取扱いが難しく、工場によっては点検や修理を断られる場合もあります。また、もし受け入れてもらえても、整備環境が整っておらず部品の調達や修理対応に時間がかかるかもしれません。
輸入車のトラブルでお困りの場合には、Dr.輸入車の加盟店にぜひご相談ください。
Dr.輸入車には、輸入車を専門で取扱う工場が数多く登録されています。BMW F22 M235iのトラブルにお困りの方は、ぜひ車検にあわせて点検を依頼してみたらいかがでしょうか。