BMW X3（F25）の故障事例は何がある？車検への影響は？

エンジンオイル漏れやラジエーターからの水漏れなど、BMW X3 F25ではさまざまな故障が発生します。これらの故障は、車検に通らないだけでなく、放置しておくと車輌への深刻なダメージに発展してしまう可能性があるためなるべく早く修理しなければなりません。

事前によくある故障について知っておけば、早めの対策が可能で、重大なトラブルへの発展を防げるでしょう。次からは、前述の事象をはじめとしたBMW X3 F25でみられる故障について詳しく解説します。

BMW X3（F25）によくある故障・オイル漏れ

X3のオイル漏れの主な原因は、エンジンタペットカバーに付いているシール部分の劣化により発生しやすいです。ここからオイル漏れが起こると、すぐ下に取り付けられているエキゾーストマニホールドに垂れてしまうことがあり、エキゾーストマニホールドの熱によって、蒸発したオイルが白煙やオイルの燃える匂いを発生させます。

また、オイルパンでのパッキンの役割を果たすガスケットからオイルが漏れるケースもあります。ガスケットはゴム製のため、経年劣化による硬化が避けられません。さらに硬化してしまうと接合部の隙間を完全に埋められず、オイル漏れが発生してしまいます。この場合はガスケットの交換が必要です。

オイル漏れや滲みがあると車検には通りません。そのため、オイル漏れが起こったり、白煙が発生したりする場合は、早めに修理や点検を依頼しましょう。

BMW X3 F25によくある故障・ラジエーターからのクーラント液漏れ

クーラント液漏れもE60でよくある故障の1つです。主な原因はラジエーターの経年劣化や本体と接続部の素材の違いによる熱膨張の差にあります。長年乗っていると金属のつなぎ目が剥がれやすくなり、クーラント液漏れが発生します。外部からのダメージにも弱く、飛び石が当たったりすると破損する可能性が高いです。クーラント液漏れを放置すると、エンジンを冷やすことができず、オーバーヒートのリスクが高まって大変危険です。異常を感じた場合には早めに点検や修理を依頼しましょう。

BMW X3（F25）によくある故障・ラジエーターからのクーラント液漏れ

クーラント液漏れもX3でよく起こる故障の1つです。ラジエーターと接続部の素材の違いが故障の主な原因です。ラジエーター本体はアルミ製ですが、サイドタンクやラジエーターホースの繋ぎ目は樹脂でできています。素材が異なるために熱膨張に差が生まれ、樹脂製の部分が割れてしまう場合があります。割れ目が入ってしまうと、クーラント液がどんどん漏れてしまって大変危険です。放置すると、エンジンを冷やせずにオーバーヒートが起こってしまうかもしれません。異常を感じた場合には早めに点検や修理を依頼しましょう。

BMW X3（F25）によくある故障・エアコンの不具合

エアコンの故障も、BMW X3 F25でよくみられる故障事例です。エアコンのガスを圧縮するためのコンプレッサーの経年劣化が原因として挙げられます。故障すると、焼きつきや異音などの不具合が発生し、エアコンが動かなくなってしまいます。エアコンで不具合が発生しているかどうかは車検の項目に含まれていないため、故障しているから車検に落ちるということはありません。、車内の快適性を保つためにも早めに修理を行いましょう。

BMW X3（F25）の車検整備にお困りの方はDr輸入車へ

BMW X3（25）で起こりやすい故障について解説しました。

今回紹介した事例のほとんどが車検に影響するほか、そのままにしておくと重大なトラブルに発展しかねません。経年劣化が避けられない部分もあるため、安心して乗り続けるためには定期的な点検をおすすめします。

さらに、輸入車は整備が難しく、工場によっては受け付けてもらえない場合もあります。

車検にあわせて愛車の点検や故障による修理をしてほしいという方は、ぜひDr.輸入車の加盟店にご依頼ください。