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アメ車の車検にはいくらかかる?費用・車検の詳細を解説
投稿日:2022/08/10
アメ車は、大きなボディと迫力あるフロントエクステリアが魅力的で人気があります。しかし、「アメ車に乗ってみたいけど、維持費が高いのではないか」と購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、アメ車に必要な維持費や車検費用などについて解説します。
アメ車の維持費はいくら?
大きな車体に大排気量のエンジンが搭載されているアメ車に「維持費が高そう」というイメージを抱いている方も少なくないでしょう。アメリカの広大な大地を難なく走行するための装備は日本国内ではオーバースペックに感じやすく、高燃費になりやすいです。自動車税や自動車重量税も、排気量や車両重量によって金額が決まります。そのため、一般的な国産車に比べて大柄なアメ車の維持費はどうしても高くなってしまうでしょう。
並行輸入車のアメ車は車検に通る?
並行輸入車は、国内の正規ディーラーを経由せずに輸入されているクルマです。ディーラーを通して輸入するよりも安く販売できるほか、海外限定の珍しい車種も取り扱えるメリットがあります。
並行輸入車でも車検には通せます。しかし、車両検査とガス検査(自動車排出ガス試験)、またアメ車に関しては「加速走行騒音試験」を受けなくてはなりません。
アメ車の車検はどこで受けられる?
ディーラーもしくは整備工場にて車検を受けられます。ディーラーだと予備整備などプラスアルファの整備の実施など手厚い対応に期待できますが、並行輸入車はディーラーでの車検を受けられないほか、工賃も高額です。整備工場であれば、並行輸入車でも依頼できる上に比較的費用も安いといわれています。しかし、工場によっては輸入車を受け付けていない場合もあるため、事前に対応状況を確認した上で車検を依頼しましょう。アメ車に特化した整備工場もあるので、知識や技術力を重視するのであれば、専門の工場を探すことをおすすめします。
アメ車の車検費用はいくら?
アメ車の車検では、国産車と同じく法定費用(自賠責保険料・自動車税・重量税)と車検基本料金がかかります。 それぞれの詳細について確認しておきましょう。
自動車税
自動車税は、排気量や車の用途によって発生します。具体的には以下の通りです。
乗用自動車の自動車税(令和元年10月1日以後に初回新規登録した場合)
・2.0L超から2.5L以下:43,500円
・2.5L超から3.0L以下:50,000円
・3.0L超から3.5L以下:57,000円
・3.5L超から4.0L以下:65,500円
・4.0L超から4.5L以下:75,500円
・4.5L超から6.0L以下:87,000円
・6.0L超:110,000円
(参照:東京都主税局|自動車税種別割)
自動車重量税
自動車重量税は、自動車の車両重量によって課税される税金です。自家用自動車では、新車登録時には3年分、継続検査の場合は2年分を支払う必要があり、車検証の初度登録の年月に応じて額が変動します。
新規登録時の重量税(3年分/2021年5月1日からの税金)
・0.5トン以下:12,300円
・0.5トン超から1.0トン以下:24,600円
・1.0トン超から1.5トン以下:36,900円
・1.5トン超から2.0トン以下:49,200円
・2.0トン超から2.5トン以下:61,500円
・2.5トン超から3.0トン以下:73,800円
(参照:国土交通省|自動車重量税額表)
自賠責保険料
自賠責保険は、自動車を運転する時に必ず加入しなくてはならない保険です。事故が起きた時に、被害者側の経済的負担を国が補てんしてくれます。こちらは、生産が国内外問わず加入義務があるため、以下のような保険料を支払わなくてはいけません。
自賠責保険料(12ヶ月契約)
自家用乗用自動車(一般的なサイズ):12,700円
自家用乗用自動車(最大積載量が2トンを超えるもの):21,130円
自家用乗用自動車(最大積載量が2トン以下のもの):19,120円
(参照:国土交通省|自賠責保険 基準料率)
車検基本料
車検基本料金は、整備工場ごとによって設定されており、工賃や部品代、技術料金、事務手数料などが含まれます。部品の交換料金や修理箇所が増えると金額も高くなる傾向にあります。また、部品を輸入する必要がある場合はパーツを取り寄せるための時間と費用がかかってしまいます。
まとめ
最近のアメ車はコンパクトで排気量の小さい車種も増えましたが、日本で人気のある車種はボディサイズも排気量も大きいのが特徴です。国産車と比較して車検やメンテナンスのハードルが高いと感じている方も多いかもしれません。アメ車には特別な部品も多いため、車検はぜひ信頼できる輸入車専門の整備工場に依頼しましょう。
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