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整備
投稿日:2022/01/10
クルマをぶつけてしまいボディがへこんでしまった……こんな時、修理するには「板金工場」に依頼するのが正解です。一般的な整備工場では対応ができません。そもそも板金と整備の違いがわかりますか?この記事では板金工場と整備工場の違いについて解説します。
板金は、ハンマーや専用工具・ツールを用いてへこみを叩いたり、引っ張ったりして、外部パネルの形状を整えて修理します。傷ついたり凹ませてしまったりした際に、以前と前の変わらない状態に戻します。板金修理では一枚の金属板を修繕するだけではなく、パーツやパネル交換などの作業も行います。自動車業界だけではなく、建築・機械設計などの様々な業種で使われています。
自動車で板金工場を活用するタイミング
・車に小さな傷が付いたとき
・車にへこみができたとき
・車に錆びがあるとき
・塗装が剥がれたとき
それぞれについて簡単に解説します。
車が走行中、飛び石などが原因で小さな傷がつきます。停車中でも、鍵やカバンの金具がぶつかって車に小さな傷がついてしまうこともあります。車の塗料は薄く塗られているため、小さな傷でも内部の金属に空気や雨の水分が触れることで、錆びついてしまうかもしれません。そのため小さな傷でも修理することが大切です。
車との接触事故や単独事故であっても車が障害物にぶつかった時はへこみができます。小さく目立たない傷であっても、へこみがあることで塗料が剥げて落ちやすくなってしまいます。また、塗料が剥げてしまうと錆びになり劣化へ繋がってしまいます。
金属についた錆びは放置しておくと、腐食し大きな穴に繋がることがあります。そのため、錆びがあった時はなるべく早めに板金工場へ持って行って修理をしてもらいましょう。
車の塗料やコーティングは月日が経つと剥がれたり、薄くなったりします。そのため、塗装が剥がれたり、コーティングが薄くなったりしたら、そこに雨が触れてしまい結果、錆びの原因になります。
整備工場では「自動車整備士」の国家資格を所有している整備士が、車の内部の整備や修理を行います。ある意味、整備士は車のお医者さんです。板金工場は車の外部を修理するお医者さんと言えるでしょう。
整備工場でもボディ修理(板金塗装)を自社で行っているところもありますが、多くの整備工場は板金工場と提携して板金塗装を行っています。技術力の高い板金工場と信頼関係を築いている整備工場が多いので、板金工場でなくても整備工場にボディ修理をお任せしても問題ありません。整備工場にお願いすれば、ボディ修理と同時に他に問題があるところも見つけてもらえる事もあるので、整備工場にボディ修理(板金塗装)を依頼するメリットもあります。
車は塗装が剥がれたり錆びついたりすると車体が劣化します。へこみや傷などを見つけたら早めに修理を依頼することをおすすめします。また、板金と整備ではそれぞれ専門としている修理の内容が異なりますが、互いに提携工場として信頼関係を築いています。整備も板金塗装も信頼できる整備工場にお願いすれば安心です。
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