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新車の初回車検はいつ?継続車検と初回車検の違いに注意
投稿日:2019/07/13
皆さんは、自動車の車検を受ける時期をご存知でしょうか?新車時と中古車時では、どのように違うのか気になったことありませんか?今回は、初めて受ける車検で気を付けることや車検を受ける時期の違いなどについてご紹介いたします。
新車でも乗り方によって車の状態に差が出る?
自動車は公道を走る為には必ず「車検(自動車検査登録制度)」という車の点検を受けることが義務付けられています。安全にドライブを楽しむ為、そして同乗者のためにも無事故で運転を行えるようにしっかりと車検を受けるようにしましょう!
さて、車の状態は新しい車でも乗り方によって状態に差が出てきます。例えば、普段から乗る機会が多い車については、新車で買ってから期間が経っていなくても、交換しなくてはならない部品が出てきたり消耗している部分が出てきたりします。反対に、あまり乗る機会が少なく消耗箇所が少なかったり、特に問題箇所が無い場合があったりします。
走らせている状況、周囲の環境によっても車の状態が異なってくるので、点検・整備をしっかりとしておくことで、今後、快適な自動車ライフを楽しむことができます。
どこに車検を頼めば良い?
車検を頼むのは一般的にディーラーに頼むことが多いかと思いますが、具体的にどこに車検を依頼したらいいのか悩んだ経験もあるのではないでしょうか。
ディーラーで車検を依頼すると、しっかりと点検・整備をしてもらえるものの結果的に高額な車検になってしまうことがあります。必要な箇所だけを見てもらえるように予め、指示してお願いするとある程度の金額で押さえることができるかもしれません。丁寧に一つひとつ細かく点検してくれるので、その点に関しては安心してお任せすることができます。
また、整備工場やガソリンスタンドやカー用品店などでも車検を受け付けています。必要な箇所のみを見てくれるので、ディーラー車検と比較しても安く済ませることができます。安く済むだけでなく、サービスも充実しているのでその点も魅力的ではないでしょうか。特典をつけてくれたり、気を付けた方がいいことなども教えてくれたりします。
初回車検は購入してから何年後?
一般的に、自家用車の車検は2年ごとに受けることが義務付けられています。ただし新車は購入してから3年間車検を受けなくてよいことになっているので、ちょっと気持ちが楽ですね。(当然のことですが、3年後に車検を受けた後は、2年ごとの車検が義務付けられています。)
ただし、新車であっても次の場合は初回車検を2年後に受ける必要があります。 ・自家用の貨物自動車、軽貨物自動車、特殊用途自動車 ・事業用軽貨物自動車 ※事業用貨物自動車については、1年ごとに車検を受ける義務があります。
何故、新車であっても初回車検を2年で受ける必要があるのでしょうか。
それは、まず貨物用自動車である点で考えてみると、普段から走らせることが多く一般的な自家用車よりも走行距離が増えていくので、消耗品の劣化が激しくなることが考えられます。営業用で乗られる車に関しては、通常の車検と同様になります。 また、特殊用自動車なども、仕事で使用されるものなので点検や整備を必要とする自動車であることは言うまでもありません。
新車のご購入時は、初回車検の期限をしっかりと確認して覚えておきましょう!
車検の有効期限は、フロントガラス上部中央もしくは左上に張り付けてある車検ステッカーで確認できます。また、車検証の有効期間の満了する日の項目を確認すると分かるので、気になった場合や新車購入時に予め確認するようにしておきましょう。
継続車検と初回車検の違いに注意
初回車検では、乗っている期間が2~3年ということで消耗品の交換やちょっとした整備のみで事足りるかもしれません。たくさん走らせていたり、車を駐車している環境が劣悪なものだと、それ相応の不具合や故障が見られたりする可能性があります。
メーカー保証期間内であれば、車検時に必要となった部品(消耗品)の交換なども整備工場の方に相談して、安価で済む可能性も出てきます。車検の名義や保証書の名義などがちゃんと正しいか確認をしておくことも大切です。保証書がないと保証が受けられません。
一般的に車検(自動車検査登録制度)では、3種類の検査があります。 ①新規検査(新規車検) ②継続検査(継続車検) ③構造等変更検査(構造等変更車検)
2年ごとにやってくる車検は「継続検査」に当り一般的なイメージの車検です。車検を受けることができるタイミングは車検が切れる1ヶ月前から対応してもらえます。車検に合格すれば、2年後まで安心して乗ることができる予防が出来たことになります。ただし、合格しても乗り方や状態によっては2年持たない可能性も出てきますので注意が必要です。
長く乗り続けたい場合には、定期点検をすることをオススメします。
「初回車検」では、新車購入後に初めて行う車検に当たります。一般的に3年で受けることになる初回車検を受ける時には、整備に気を留めることなく車検に出すと思いますが、長距離で乗る人やドライブが好きな人は3年でも交換した方がいい部品などが出てくるので、しっかりと定期的なメンテナンスをしましょう。 具体的には、エンジンオイルやバッテリー、ブレーキフルード、スパークプラグなどの交換が必要となってくるので、予防点検・整備をしておくことで、後々の故障に繋がらず快適に車を乗り続けることができるようになります。
あなたのお車、車検を受けるならこのお店!オススメ車検店舗
ディーラーで車検を受ける場合、コンピューター周辺の整備などを含めてメーカーの車の知識や技術に精通しているので、整備の質や安全基準に関してみてもお任せできます。高額になってしまう点は、多少の痛手かもしれませんが、大切な車の点検をしっかりとしてもらえるので、安心して任せられます。 ご自身でご購入したメーカーに預けるか、ご自宅付近のメーカーに預けましょう。
また、ディーラー以外で車検を受ける際には、車の整備工場・ガソリンスタンド・カー用品店・車検専門業者などで任せることができます。費用面に対して使用部品などで低価格に受けることができ、ディーラーのように多くのスタッフが関わるというよりも、少人数な分スタッフの方とより近く話ができるので色々と相談がしやすい事がメリットでもあります。近所でよく通っているガソリンスタンドや車の整備工場などがあればそちらでお願いしてもよいでしょう。
車検を受ける店舗を決める時には、一社で決めずにある程度の候補を出してそれぞれどんなメリットやデメリットがあるのか、また、ご自身にとってどんな車検を望むのかという点で検討すると良いです。
まとめ
車の初回車検についてご紹介いたしました。車検を受ける期限が過ぎてしまった車は運行することができません。しっかりと車検をして、安心してドライブをできるように環境を整えておくこともドライバーの役目です。整備・点検を怠った結果、交通事故が起こる原因となりかねないので、しっかりと定期点検を受けた上で、2年ごとにやってくる車検を受けるようにしましょう。
【Dr.輸入車ドットコム編集部】