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車検当日までに準備しておくものリスト!楽しいカーライフを過ごす為に車検はしっかり受けましょう

投稿日:2019/04/17

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皆さんは車検を受ける時に持ち物を忘れてしまったり、紛失してしまって困った経験などありませんか?

「事前に用意しておけばよかった」と車検日がきてから後悔しちゃったり、正直車検に何が必要なのか分からなくて車検を受けること自体、面倒だと感じちゃったりしていませんか?

また、車検を受ける方法によっても必要な持ち物が変わってきます。2年に1度やってくる車検を受ける時に必要な持ち物についてご紹介いたします。

車検当日までに準備しておくものは以下の通りです

車検をおこなうということは、自動車検査登録制度というものの中で、定期点検を行い保安基準に適合しているかを検査する事です。自動車の所有権を公証するために行う大切な制度なので、しっかりと車検と受けるようにしなければなりません。

それでは早速、車検当日までに準備しておく持ち物をご紹介いたします。

まず、車検をディーラーや民間整備工場などに持って行く時に必要な持ち物です。

必要な持ち物①:車検証(自動車検査証)

車内に常備する義務があるので、車検証が紛失することは基本的にありえないかと思いますが、万が一紛失した際には再発行手続きをしましょう。

必要な持ち物②:自動車損害賠償責任保険証明書

有効期間中の自動車損害賠償責任証明書を持って行きましょう。紛失時は、契約している保険代理店にて再発行しておきましょう。

必要な持ち物③:自動車税納税証明書(継続検査用)

5月に送られてくる自動車税の納税証明書です。自動車税納税証明書でも【継続検査用】と書かれたものを持って行きましょう。紛失時は、自動車税事務所で再発行手続きが可能です。

必要な持ち物④:印鑑(認印可)

車検証に押してあるものと同じ使用者名義の印鑑をご用意してください。

必要な持ち物⑤:車検時諸費用

法定費用、車検費用、追加整備費用などを用意しましょう。

法定費用は、自賠責保険料、重量税、印紙代(継続検査手数料)のことで、一律に定められています。軽自動車は、重量税が6,600円、自賠責保険料が25,070円です。乗用車については、自賠責保険料は25,830円で、車重税が小型自動車(1,000kg)16,400円、中型自動車(1,500kg)24,600円、大型自動車(2,000kg)¥32,800円です。

印紙代は、1,100円です。(車検を行う整備工場の種類により異なります。)

その他、検査手数料・点検料・整備料等は整備工場よって金額設定が異なってくるので、比較をしてどこで車検を受けるか考えることが大切です。

必要な持ち物⑥:ロックナット アダプター(ホイール盗難防止用のロックナットを使用している場合のみ) 

自動車税納税証明書(継続検査用)は、次の条件の場合省略できます。

条件①:自動車税を滞納していない。

条件②:自動車税を納付してから4週間は経過している。

条件③:車検が継続検査である。

平成274月より国土交通省陸運局と都道府県税事務所が納税を確認する際に、オンラインでできるようになったことから、条件が満たされていると自動車税証明書の提出が省略できるようになりました。仮に忘れてしまっても問題がありません。(ただし、軽自動車、自動二輪車については必須書類です。)車検時に必須じゃないとしても大切な書類なので、保管しておきましょう。

次に、ご自身で車検をするユーザー車検を受ける際に必要な持ち物をご紹介いたします。一般的な車検で必要な物(車検証、印鑑、自動車納税証明書、自動車損害賠償責任保険証書※新旧2枚必要)以外で用意する持ち物です。

合わせて、8種類の必要な物があります。

必要な持ち物①:自動車検査票

車検や構造等変更検査、新規登録検査をした際に、検査項目の合否を記録する用紙で、車検当日に用意しましょう。道路運送車両法の保安基準に準じていれば合格です。全項目に合格印が押してあれば車検証の交付がされます。仮に、不合格な項目があったとしても、後日再検査を受けることが可能です。『限定自動車検査証』という不合格箇所の記載された書類が渡されるので、2週間以内に整備を行い再検査を受けましょう。2週間を過ぎると全てやり直しなので要注意です。自動車重量税納付書に自動車重量税額に相当する金額の印紙を貼り付け、申請を行います。

必要な持ち物②:自動車重量税納付書

自動車重量税納付書は、自動車税を納める書類です。自動車重量税額に相当する金額の印紙を貼り付け、申請を行います。燃費や排出ガスの区分、経過年数によって金額が異なってきます。

必要な持ち物③:継続検査申請書

車検証をコンピュータで発行する為に必要な書類で、専用3号式と呼ばれます。運輸支局のコンピュータに継続検査申請書を入れると、記載内容を読み取り、車検証が交付されます。

必要な持ち物④:定期点検整備記録簿(法定点検が終わっている場合のみ必要)

24ヵ月点検や12ヵ月点検などの法定点検を行った内容を記録する書類です。過去の整備や点検の記録を確認でき、消耗品などの交換時期や車両状態を把握する時に使えるので重宝されます。

車検前に点検整備をする場合には、定期点検整備記録簿を使いましょう。

点検項目には、専門知識が必要な項目があります。定期検査などをせず、放置したままにした結果車両不良に陥るケースがあるので、ユーザー車検を受けてから定期点検を受けるようにする際には、しっかりと忘れずに点検をして壊れたところなどは直しましょう。

上記4点は、車検当日までに陸運局で用意しておきましょう。自動車損害賠償責任保険証書については、車検を受ける前に保険期間の継続手続きを行う必要があり、場合によっては、車検当日に陸運局傍にある保険代理店で依頼し加入することも可能です。(基本的には手続きを全て済ませた状態で車検を受ける方がスムーズに進みます。) 

ユーザー車検は準備する書類が多く、当日不備があると再提出や再度別の日に検査をしなければならない場合もありますので、車検のプロでもある整備工場に任せた方が費用以上のメリットがあるかもしれません。

もちろんユーザー車検に合格したからといって安全が保証される訳ではありませんので、整備工場でのメンテンナスをしっかり行う事をお勧めします。

車検の手続き方法

車検の手続きの方法についてもご紹介いたします。

一般的に車検を整備工場へ依頼して行う時は、必要書類を全て揃えた状態にしておいて、あとは全てお任せということができますが、ユーザー車検を受ける際には次のような手続きや準備が必要です。 

車検を受ける当日までにしておくこと

①事前に予約を入れる。(普通車:最寄りの陸運局(支局)、軽自動車:軽自動車検査協会)

②自分の車の状態をチェックして、車検に受かる状態か確認する。(仮に整備状態が気になった時には、当日、予備検査場にて最終調整をしておきましょう。)

③必要な持ち物を揃えておく。

④インターネットなどで、車検場の流れなどを確認しておく。

⑤車検費用の計算をして、お金を用意しておく。

車検当日

    自動車重量税、検査手数料の印紙を購入する。

②自賠責保険継続加入の手続きを行う。

③納税確認窓口に納税確認を行う。

④書類一式を用意して車検の受付をする。

⑤検査ラインで車両検査を行う。

ユーザー車検を行うと費用が安く済むメリットがありますが、プロが見ているわけではないので車検を通すことが難しかったり、修理の費用がかさんでしまったり、というリスクも伴います。

車のことに精通していない場合には整備工場へ車検を依頼する方が安心できます。

まとめ

車検に必要な持ち物についてご紹介いたしました。

車検は、保安基準に適合しているかを確認する大切な検査です。自動車は命を乗せて走るる乗り物ですので、メンテナンスを疎かにせずしっかりと車検を受けて、楽しいカーライフを過ごしましょう。

 

[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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