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整備
投稿日:2023/03/10
車のナンバーを好きな数字に設定するだけではなく「ナンバープレートも自分好みにドレスアップしたい」とカスタマイズにこだわる方も少なくないでしょう。しかし、ナンバープレートには個々の車両を認識するという役割があり、しっかりとナンバーを認識できる状態にしておく必要があります。アレンジするにも、ルールや基準を守らないと車検に通りません。
そこでこの記事では、ナンバープレートに関する決まりごとや車検との関連性について解説します。
2021年10月1日、ナンバープレートに関わる新基準が設けられました。ナンバープレートをドレスアップするにあたって、この基準を満たさなければなりません。そこで、ナンバーフレーム、プレートの角度、ボルトカバーに関わる基準を詳しく解説します。
ナンバーフレームとは、ナンバープレートの周囲を覆うパーツです。ナンバープレートの番号が隠されておらず、判読できるものといった少々曖昧な規定でしたが、新基準では細かな数値まで定められました。
・幅:上部10mm以下/下部13.5mm以下/左右18.5mm以下
・厚み:上部6mm以下(※上部の幅が7mm以下の場合:10mm以下)、そのほかは30mm以下
あわせて、脱落する恐れがないかどうかも確認しておきましょう。
ナンバープレートの角度についても、新基準で細かな数値が定められました。
・前面:上向き10度~下向き10度の間、左向き10度~右向き0度の間
・後面:上向き25度~下向き15度の間(※上端1.2m以下の場合)、左向き5度~右向き0度の間
なお、回転した状態での取り付けは禁止されているので注意しましょう。
キャラクターものなど可愛くデザイン性に富んだボルトカバーも数多く販売されています。装着する際には、下記の数値を超えないよう気をつけましょう。
・直径:28mm以下
・厚み:9mm以下
2016年にナンバープレート表示義務が定められ、「誰がどこから見ても車のナンバーがわかるように表示しなくてはならない」と規定が設けられました。しかし、そのときは数値で明確化されておらず、2021年に改めて数値を含めた新基準が定められました。
細かな数値を基準として設けた理由は、道路上のNシステム、ETCレーンなどでナンバーを読み取ることが一般的になったためです。読み込みエラーを起こさないためにも、より厳しくナンバープレートの基準がルール化されたと考えられます。また、ITSを用いた交通システムが普及している背景もあり、渋滞予測の正確性をあげるためにも大切な基準です。
ナンバープレートの基準を守らないと「番号表示義務違反」となり、違反点数2点と50万円以下の罰金が課せられます。車検に通らないどころか罰則の対象となってしまうため、必ず基準は守りましょう。罰金を支払わなくてはなりません。
ナンバープレートは、ドレスアップやカスタマイズが行えます。しかし、2021年からの新基準により数値が細かく定められており、基準に適したものを取り付けなければなりません。問題なく車検に通して安全な走行を叶えるために、基準に則ったナンバープレートを装着しましょう。
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