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投稿日:2023/06/20
エンジンを載せ替えた車は車検に通るのでしょうか。一般的には、元々載せていたエンジンと同じ型のものに載せ替えれば問題なく、車検に通るか不安に感じる必要はありません。しかし、載せ替えたエンジンによっては車検に通らないケースもあります。
この記事では、エンジンを載せ替えた車が車検に通るのかについて解説します。
エンジンの載せ替えを検討するタイミングは、主に2つあります。エンジンの寿命が尽きてしまったときと、エンジンをパワーアップさせたいときです。載せ替えるエンジンによって車検に通るかどうかが変わります。まずは、車検に通る例と通らない例をそれぞれ解説します。
車検証に記載されている型と排気量が同じエンジンであれば、載せ替えていても車検に通ります。他の車輌に搭載されていたものだったとしても問題ありません。
型式や排気量が車検証と違うエンジンに載せ替えた場合には、車検に通りません。パワーアップを目的とした換装の際には大きな排気量のエンジンに載せ替える事が多いため、特に気をつけましょう。
違うエンジンに載せ替えた後に車検に通すのであれば改造申請の審査を受け、構造変更申請をしなければなりません。
型式や排気量の違うエンジンに載せ替えた場合は、車検に通すために構造変更申請をする必要があります。ここからは具体的な手続き方法について解説します。
構造変更の申請場所は、車種によって異なります。
・普通自動車:管轄の運輸支局
・軽自動車:管轄の軽自動車検査協会
一般的に書類審査と実車検査を受けなければなりません。書類審査には1週間程度(長くて10日間)ほどかかり、車検よりも基準が厳しいといわれています。
審査に合格すると「改造自動車等審査結果通知書」が交付されます。実車検査に必要な書類の一つであるため、忘れずに持参しましょう。また、実車検査に関しては、車検と同様に予約が必要です。
構造変更申請に必要な書類は下記の通りです。不備があると申請に時間がかかる可能性があるためよく確認してから提出しましょう。
・申請書
・自動車検査証
・自動車検査票
・点検整備記録簿
・自賠責保険証明書
・使用者の委任状(自動車検査証記入や構造等変更検査の委任)
・所有車の委任状(構造等変更検査による型式・車台番号・原動機の型式を変更する場合や変更登録の委任)
・手数料納付書(印紙の貼り付け、キャッシュレスの場合記載)
・自動車重量税納付書(キャッシュレスの場合不要)
・納税証明書
エンジンを載せ替えた場合でも、同じ型式・排気量のものであれば車検に通ります。一方で、異なるエンジンに載せ替えると構造変更申請をしなければなりません。車検証をよく確認したうえで、適宜対応しましょう。
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