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投稿日:2023/06/05
車で事故に遭ってしまった場合「車検には出せない・通らないのではないか」と思っている方が多いかもしれません。しかし、事故車といっても車検に通るかどうかは状態によります。
そこでこの記事では、車検に通る事故車と落ちてしまう事故車の違い、車検に通せなかった場合の対処法を紹介します。
事故を起こした車輌だから」という理由だけで車検に落ちることはありません。事故車であっても、保安基準を満たしていて安全走行が可能な車輌であれば車検に通ります。例えば、ドアにへこみや傷があっても開閉に支障がなければ問題ありません。しかし、著しい破損によってボディが削れて尖っているなど、人体や周囲に危険を及ぼす状態だと車検に落ちてしまいます。
また、車検に通った事故車だからといって安心できるわけではありません。へこみや傷が悪化して故障のリスクが高まるため、早めの補修をおすすめします。しかし、直すといってもあくまで「補修」で、完全に元に戻せるわけではないため注意しましょう。どんなに綺麗に直しても修復歴のある車として取り扱われます。将来的に売却する際など、査定額が下がってしまう可能性が高いです。
保安基準を満たしていない車輌は車検に落ちてしまいます。
具体例としては、下記の通りです。
・ライト(灯火類)の破損:光が外へ漏れてしまうと他の車の走行の妨げになるほか電装系がショートする可能性が高い
・車輌に穴が開いている:車体の強度が落ちている可能性が高い
・傷によりボディが変形している:フレームが歪んでいる可能性があり、正常に走行できない
・破損し尖った部分がある:周囲の人や物を傷つける可能性が高い
・オイル漏れをしている:ブレーキやハンドルが重くなり、運転に危険が生じる
・まっすぐに走行できない:周囲の人や車を巻き込む事故を起こす可能性が高い
上記の状態では車検に通らない可能性が高いので修理を検討してください。
仮に車検に落ちてしまっても再検査が可能です。当日中に2回まで受けられますが、事故車をその日中に直すことは難しいため後日検査する必要があるでしょう。15日間のみ有効の車検証を発行してもらえば、追加費用なしで再検査を受けられます。有効期限を過ぎるともう一度検査料を支払わなければならないため注意してください。
どうしても車検に通らない事故車は、しっかりと修理するか思い切って売却するかのどちらかを検討するケースが多いです。新車であればそこまで修理費用はかさみませんが、5年以上長く乗っている車なのであれば売却をおすすめします。
事故車は査定額が下がりやすいと前述しましたが、一定期間車検が残っているとプラスになるといわれています。
また、車検に落ちてしまってそのまま期限が切れてしまったという場合でも売却は可能です。車検切れだと公道を遡行できないため、レッカー車の利用、もしくは出張査定をしている業者に依頼する必要があります。事前に準備・確認したうえで査定してもらいましょう。
事故車は、車輌の状態によっては車検に通ります。不安な方は車検前に走行性能に問題はないか、人体を傷つける危険性が高くないかなど、保安基準に適合するかどうかをしっかり確認しておきましょう。
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