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フィアットの車検代は高いの?車検費用の内訳を解説!

投稿日:2022/12/25

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フィアットは、コンパクトカーを中心に製造しているイタリアのメーカーです。可愛らしいデザインが魅力的で、世界中で高い人気を誇ります。日本での知名度も高いフィアットですが、どれくらいの車検費用がかかるのか疑問に感じたことはありませんか?輸入車だから高いと思っている人もいるかもしれません。そこで、この記事ではフィアットの車検費用の詳細や依頼先ごとの違いについて解説します。

フィアットの車検費用の内訳

フィアットのクルマの多くは車体がコンパクトなため、他の輸入車と比較をすると車検費用が安い傾向にあります。しかし、これはあくまで法定費用の面から考えた場合です。ここでは、他の費用も含めた詳細な内訳を解説します。

法定費用

法定費用には、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代(手数料)が含まれます。国産車でも輸入車でも内容は変わりません。車種や重量によって金額が異なります。

500e ICONと500Xを例に、どれくらいの費用がかかるのか確認しておきましょう。

重量税

・500e ICON:電気自動車のため免税対象(車両重量:1,330kg)

・500X:36,900円(車両重量:1,410kg)

参照:国土交通省HP|自動車重量税 税額一覧表 新規登録車

参照:国土交通省HP|国土交通省|エコカー減税 (自動車重量税) の概要

自賠責保険料については、電気自動車であっても変わりなく「自家用乗用車」の区分となるため、20,010 円です。(期間:24ヶ月)

参照:国土交通省HP|自賠責保険 基準料率

印紙代(手数料)は以下の通りになります。

500e ICON

・持込検査:2,100 円

・指定整備:1,600円(OSS:1,400円)

500X

・持込検査:2,200 円

・指定整備:1,600円(OSS:1,400円)

参照:国土交通省HP|令和3年10月1日以降の手数料額

参照:一般財団法人 自動車検査登録情報協会|自動車の種類

車検基本料

車検の基本料金では、整備費用のほか、部品交換・修理費用がかかります。

フィアットでは、プラスチック・ゴムなどが経年劣化に伴い故障しやすく、ダッシュボードがベタついたり、窓枠のゴムがボロボロになるなど、クルマ本体の走行には影響がないものの、不格好に見えてしまう可能性があります。

また、デュアロジックというセミオートマを搭載しているモデルでは、メンテナンスを怠ると動作不良を起こしやすいといわれています。走行上で危険が生じるため、こまめに状態をチェックしましょう。

車検基本料金は、法定費用とは違い車検を受ける場所によって異なるため、日頃からの手入れを行うことが大切です。

フィアットの車検はどこで受けられる?

フィアットの車検は、ディーラー・カーショップ・整備工場で受けられます。それぞれのメリットとデメリットについて確認しておきましょう。

ディーラー

ディーラーでの車検は予防整備を含めて行われるため、安心度や信頼度が非常に高いです。オーナーが安心して長く乗り続けられるよう、パーツの経年劣化やひどい故障などがなくても、新たなパーツに交換をするなど万全の体勢を整えています。

一方で、工賃やパーツ代がカーショップや整備工場と比べて高くなってしまうことはデメリットといえるでしょう。特にパーツは純正品を使用するので、どうしても金額が上がってしまいます。

カーショップ

カーショップの車検では、クルマの状態に合わせて必要な点検と整備を行います。

また、パーツの交換に関しては汎用品を用いるため、工賃もパーツ代も抑えられるのがメリットです。依頼先によっては車検が早く終わる場合もあり、長い時間クルマを預けられないという方にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

その反面で、整備士の技術にムラがあり、取り扱いの難しい輸入車を預けることに抵抗を感じる方も少なくありません。

整備工場

整備工場では、ディーラーよりも安い費用で技術力の高い点検・整備を受けられます。

中でも、輸入車専門の工場には、取り扱いの難しい海外のクルマを数多く点検した実績があります。培った知識と経験を活かした高品質なサービスに期待できるでしょう。

しかし、輸入車専門であっても対応できるメーカーが限られている場合があるので、自分のクルマを依頼できるかどうかは事前に確認しておかなければなりません。

フィアットのサービスプログラムとは

フィアットではサービスプログラムというメンテナンスサービスを提供しています。新車登録してから3年間のサポートを行ってくれるプログラムです。24時間のロードサービスを受けられるほか、法定点検の実施やメーカー推奨部品の定期交換を実施してくれます。

【まとめ】車検費用を抑えるなら整備工場に依頼を!

車体が小型であるという点から、他の輸入車と比べてフィアットの車検費用はあまり高くない傾向にあります。

可能な限り費用を抑えたいのであれば、輸入車専門の整備工場に依頼しましょう。専門技術・知識が豊富なため安心して任せられるうえ、費用も抑えられるのでおすすめです。

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[Dr.輸入車ドットコム編集部]

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