ジープの車検費用はいくら？輸入車だから高い？内訳から依頼先ごとの違いまで徹底解説

ジープは、無骨なボディデザインがかっこよく、高い人気を誇る輸入車です。悪路走破性が高く「アウトドアシーンで乗りこなしたい」と憧れる方も多いかと思いますが「輸入車だと何かと費用がかさむのでは？」と車検費用や維持費に不安を感じることも少なくないでしょう。そこでこの記事では、ジープの車検費用の詳細や車検を受けられる場所について解説します。

ジープの車検費用の内訳

車検費用には、法定費用と車検基本料の2つが含まれています。法定費用は、車両重量やクルマの区分によって金額が定められており、ジープは比較的に車体の大きいモデルが多いために一般的な国産車よりも車検費用が高いといわれています。 ここからは、法定費用と車検基本料金について、さらに詳細な内訳を解説します。

法定費用

法定費用には、自動車重量税・自賠責保険料・車検手数料（印紙代）が含まれています。

自動車重量税

ジープの一部モデルでの例

・Compass Longitude：1,490kg→36,900円

・Wrangler Unlimited Sahara 2.0L：1,960kg→49,200円

・Grand Cherokee L Limited：2,170kg→61,500円

参照：国土交通省HP｜自動車重量税 税額一覧表 新規登録車

車検手数料

・継続検査／持込検査：2,200 円、指定整備：1,600 円（OSS：1,400円）

・新規検査／持込検査：2,500 円、指定整備：1,600 円（OSS：1,400円）

参照：国土交通省HP｜令和３年１０月１日以降の手数料額

自賠責保険料については、クルマの区分によって異なります。ジープは普通自動車に分類されるため、一律で20,010 円です。

参照：国土交通省HP｜自賠責保険 基準料率

車検基本料

車検基本料金には、点検費用や部品交換代金が含まれます。交換する部品が多かったり、深刻な故障や不具合がみられた場合、料金が高くなってしまうかもしれません。

ジープは、経年劣化によってエアコンのコンプレッサーが壊れやすいといわれています。また、発電機（オルタネーター）も故障しやすい箇所だといわれているため、注意が必要です。日頃から状態を注視し、異常を感じた場合には交換や点検を行いましょう。

ジープの車検はどこで受けられる？

ジープの車検は、ディーラー、カーショップ、整備工場のいずれかで受けられます。それぞれどのような特徴があるのか確認しておきましょう。

ディーラー

ディーラー車検では、経験・スキルともに申し分ない専任スタッフが点検整備を行います。車検検査項目以外にも、メーカーが定めた細かな箇所まで点検します。大きな安心感を得られ、最適なコンディションで長くジープに乗り続けたいという方にはぴったりです。

一方、サービス品質の高さに比例して費用が高額な点には注意しなければなりません。交換部品に関しても正規品を使うので、部品の故障があった際にはより費用が上がってしまうでしょう。

カーショップ

カーショップの車検の大きなメリットは、車検費用を抑えられる点です。カーショップでは予備点検を行わず、必要な場所のみ整備を行うことから、比較的安く車検を受けられます。また、各部品に関して純正ではなく汎用パーツを使うという点も、費用を抑えられる理由の一つです。

ただし、店舗によっては輸入車を受け入れていない可能性があることや、スタッフの技術力にバラつきがあることは不安要素になるでしょう。

整備工場

整備工場では、費用を抑えつつ技術力の高い車検を受けられます。中でも、輸入車を専門的に取り扱っている工場であれば、豊富な知識と経験をもつスタッフに任せられます。部品に関してはカーショップ同様汎用パーツを用いるため、ディーラーに依頼するよりも費用を抑えられます。金額面もサービス面も妥協したくないという方には、ぴったりの依頼先です。

しかし、工場によっては取り扱いメーカーが限られている場合があります。自分のクルマに対応しているかどうかは必ず事前に確認しておきましょう。

ジープのサービスプログラムとは

ジープでは、カーライフを支えるためのメンテナンスサポートが充実しています。

プランは「メンテナンスフォーユー」と「ワランティーフォーユー」の2つです。いずれも3年間の無償サポートがついており、前者ではメーカー推奨部品への交換が可能で、後者では純正部品の不具合による故障に無料で対応します。故障や不具合が少なければ車検時の費用を抑えられるので、新車購入時にはぜひ加入を検討したいサポートです。

【まとめ】車検費用を抑えるなら整備工場に依頼を！

ジープでは、長く乗り続けるために必要な車検サービスを提供しています。しかし、技術力に比例して車検費用などが高くなってしまう可能性があります。そこでおすすめなのが、「輸入車を専門的に取り扱っている整備工場に出す」です。車検費用を抑えられるだけでなく、腕の確かな整備スタッフによる点検を受けられるので安心して任せられます。

信頼できる輸入車整備工場の検索サイト「Dr.輸入車ドットコム」

https://www.drimportcar.com

[Dr.輸入車ドットコム編集部]