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整備
車検証を失くしてしまったときどうすれば良いのか?再発行ができるので落ち着いて手続きしましょう
投稿日:2020/06/29
車検証を紛失した経験や汚損させてしまった経験などある方は少ないかもしれませんが、その場合はどのようにしたらよいのでしょうか。車検証を紛失・汚損した場合、再発行の手続きが必要となりますが、どのように手続きしたらいいのかをご紹介いたします。
車検証とは?
車検証は自動車検査証と言うのが一般名称で、公道に出て運転する際に携帯することが義務付けられています。車の身分証と同じようなもので、車の詳細や持ち主の情報などが記載されています。各種手続きを行う時、また車検の際に重要となる書類です。車検証は法律によって携帯することが法律によって義務付けられているので、紛失したり汚損したりした場合には至急再発行の手続きが必要となります。
車検証を紛失したら?
『自動車検査証』、一般的に略称名の『車検証』と呼ばれるものは、運転する時に必ず携帯することが義務付けられています。車検証は、車検証入れなどに入れてダッシュボードなどに保管しているのが一般的であると思います。
車検証を携帯しておくことは法律で定められており、『道路運送車両法 第66条第1項』により、紛失した場合はそのままにしておくと法律違反となってしまいます。法律違反となると最大50万円の罰金がかかってしまいます。一般的にどこかへ置いておくことは無いと思いますが、車検証のコピーが必要で持ち出した際に紛失する事例が多いので、持ち出した後はしっかりと元の場所に戻すようにしておくことで紛失する可能性が低くなります。
車検証を紛失した時には、至急再発行の手続きをする必要があります。自動車保険に加入する時にも車検証に記載されている内容が必須となるので、携帯は義務付けられていますが任意保険の会社を変更する際など様々な場面で必要となり、また手続きの際に車検証が手元にあるとスムーズに進めることができます。車検証は、日頃からしっかり管理するようにしましょう。
車検証を紛失・・・再発行の手続き方法は?
車検証を紛失・汚損などをした場合に再発行の手続きを申請する時はどうしたらいいのでしょうか? 申請する場所は、普通自動車・251cc以上の二輪自動車(バイク)・軽自動車は、その車両のナンバープレートを管轄しているところに申請を出します。ですので、一般的には陸運局や自動車検査登録事務所に申請し、再交付手続きを行います。 注意しなくてはいけないポイントとして、ナンバープレートの管轄、車検証の手続きなどを行っている場所となり、軽自動車は軽自動車検査協会となりますので間違えないようにしましょう。
準備するものは具体的になにがあるのでしょうか。 普通自動車・251cc以上の二輪自動車、軽自動車のどれにおいても、汚損など現物がある場合は車検証(自動検査証)を持ち込みましょう。一般的に、現物がある場合には、「理由書」の記入は不必要となります。
普通自動車や251cc以上の二輪自動車の場合は、窓口やWEBサイトでダウンロードできる「申請書」と手数料納付書、使用者の「印鑑(署名も可)」、紛失・汚損した理由を記載する「理由書」、そして大事な「本人確認書類」が必要です。 軽自動車の場合は、車検証に記載している使用者の「印鑑(署名も可)」、窓口でもらえる「自動車検査証再交付申請書」が必要になります。
費用は一般的に、普通自動車・251cc以上の二輪自動車は、検査登録印紙代が300円かかり、軽自動車は、申請手数料に300円が徴収されます。手続きはそれほど時間がかからないので、書類に不備がなければ当日中に再交付してもらえます。窓口の混雑具合によって時間がかかる場合がありますが、通常なら30分ほどで完了します。
理由書の紛失理由の書き方
理由書は、車検証やナンバープレートなどが紛失・盗難にあった場合に返納ができない理由を書くための書類です。理由書は紛失・盗難にあった際に必要で、汚損した場合には現物が形に残っていれば理由書の提出は必要ありません。 盗難された場合、必ず警察署に連絡をして「警察署名・届出年月日・受理番号」を必ず記入することが必要になります。
理由書には、車両番号・車台番号を必要欄に記入します。 盗難や紛失の場合はチェックを入れて必要事項を記入し、状況や場所の詳細はできるだけ詳しく記入しましょう。 そして、車の所有者の氏名・住所を記入し、認印を捺印します。
車検証の再交付手続きは、代行してもらえる?
車検証の再発行の手続きは受付窓口が開いている月曜日から金曜日の16時までと決まっているのが一般的ですが、場所によって時間が異なる可能性があるので確認しましょう。平日は仕事があり時間が作れない人はディーラーや車検業者へ手続きを依頼することができます。土日は手続きができないので仕事などでどうしても平日には行けなかったりする時には、代わりに手続きしてくれる業者さんがいるのは助かりますね。
ただし代行を依頼する場合には「委任状」が必要となります。委任状は、本人(自動車所有している人、使用者)以外が再発行の手続きをする時に必要となります。また、代行手数料が必要となることもあるので代行を依頼する時に確認しましょう。一般的には3,000~5,000円程度が相場になります。「理由書」についても本人の捺印がされている理由書を用意しておく必要があるのでお忘れなきよう。
車検証を紛失したということは‥
車検証と一緒に自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)の証明書を保管していると思います。 そのため車検証を紛失すると一緒に紛失している可能性があります。自賠責保険証明書も必ず携帯が必要な書類の1つです。 自賠責保険証明書を紛失した場合は保険会社に直接問い合わせをして、再発行の手続きをするようにしましょう。
まとめ
車検証の再発行について知っていただけましたでしょうか。 車検証紛失や汚損する可能性は低いかと思いますが、万が一紛失や汚損など車検証に何かあった場合、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
車検証の再発行手続きには捺印や理由書が必須です。また、手続きに費用がかかるということも忘れないようにしましょう。 自ら手続きに行くことが出来ない方は業者さんに依頼することも可能なので、その点は忙しい方には嬉しいですね。 普段は気にしない車検証ですがとても重要な書類ですので、定期的に車に携帯しているか確認しておきましょう。
[Dr.輸入車ドットコム編集部]