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整備
投稿日:2023/08/15
フィアット プントは、1997年に日本へ上陸した車輌です。スポーティーなBセグメントコンパクトカーとして人気がありますが、20年以上も前のクルマであるため、正しくメンテナンスを行っていないと、故障やトラブルが発生しかねません。そこでこの記事では、フィアット プントの故障事例について解説します。
ヘッドカバーからのオイル漏れ
プントは、ヘッドカバーからのオイル漏れが起こりやすいです。定期的にエンジンオイルを交換していない場合、古くなったオイルの使用によって汚れがたまり、エンジンの焼き付きを引き起こす可能性があります。焼き付きによってパッキンなどの部品が破損し、結果的にオイル漏れが発生してしまうため注意が必要です。さらに、オイル漏れによりオイルの残量が減ったままにしておくと、異音や振動が発生してしまいます。このような事態を防ぐためにも、定期的な点検やオイル交換を行いましょう。
水温センサーの異常
プントは、冷却水の漏れが発生していない状態でもオーバーヒートが起こります。原因として挙げられるのは、水温センサーの異常です。主に温度を抵抗値に置き換えるサーミスタが、経年劣化などによって正しい抵抗値を出せなくなることで発生します。プントでは、水温計が作動せず、急にオーバーヒートが起こるケースも確認されました。エンジン警告灯の点灯はなくとも、水温計の針に異常がある可能性が高いため注意しましょう。この場合、すぐに外車を専門的に取り扱っている整備工場へ持ち込み、点検を依頼してください。
トランスミッション(デュアロジック)故障
プントに搭載されているトランスミッションは、2ペダルMTのセミオートマで、デュアロジックと呼ばれます。デュアロジックは経年劣化を避けられない部品であり、不具合が発生しやすい箇所です。故障すると、警告灯が点灯しドライバーに異常を伝えます。油圧不足が挙げられ、ギアを動かす圧力が足りず故障する事例が多いようです。また、この症状は寒い時期によく発生する傾向があるため、冬季は特に注意しましょう。
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