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春の運転はとくに注意が必要!意外と知られていない春に気をつけるポイントとは
投稿日:2020/03/16
もう季節が巡って春がやってきました。春になると色めいて景色を楽しみながらのドライブや天気のいいドライブなど楽しみも増える季節です。 そんな春の季節、うっかりしているととんでもない事故を引き起こしてしまう可能性があります。今回は、春の運転に注意するポイントについてご紹介いたします。
春の運転の注意事項:運転の姿勢 編
運転の姿勢をしっかり見直しましょう!
①居眠り運転
春先は、ぽかぽか陽気に誘われてついついウトウトと眠気に誘われてしまうかと思います。季節の変わり目で、自律神経が気候の変化に対応できず、昼間の時間帯についつい眠たくなってしまう現象が引き起こされます。副交感神経が働いて眠気の調整がうまく行われず、運転中に眠たくなってしまう場合があります。 その際には、車を安全な場所で停車させてから10分~20分程度の昼寝をしたり、運転をする前にコーヒーを飲んだりしておくとカフェインの効果で目が覚めると言われています。 居眠り運転は事故の元です。十分に注意してください。最近では、居眠り運転防止のグッズなどが販売されているので探してみてはいかがでしょうか。
②花粉症
春先だけでなく秋にも花粉症はありますし、年中鼻炎に悩まされている人も多くいるのではないでしょうか。花粉症などの諸症状は、くしゃみや鼻水、目の痒みなど様々なことが起こり、とても辛い状況に陥ります。花粉症の症状を抑える為に飲んだ薬の影響で眠くなってしまうことや、運転中にくしゃみをするタイミングに事故を引き起こしてしまう可能性があります。
眠くなりにくい花粉症の薬も販売されているので、飲む薬を選んで服用したり目薬をさしたりと対策を万全にしましょう。くしゃみをする時も十分注意をして、くしゃみの瞬間にアクセルを勢いよく踏んでしまったり、くしゃみをする時に目をつぶってしまった瞬間、対向車線にはみ出してしまったりする可能性もあります。
③飲酒運転
春先は、新年会や歓送迎会など様々な宴会が行われることでしょう。飲酒運転は法律で禁じられており、飲酒運転はもちろん、運転手だと知っていながら飲酒させることなどは絶対にあってはいけません。また、自分が飲酒をしていなくても、他の車が飲酒運転をしている可能性も考えられます。 動きが怪しい車が居たら近寄らないようにしたり、事故に巻き込まれたりしないように十分に注意をする事も必要です。
春の運転の注意事項:車両トラブル・道路状況 編
①バッテリートラブル
春先で、意外と多いトラブルがバッテリーのトラブルです。車に乗る時に大切なのはしっかりと車の状況を確認することです。普段から乗っていればある程度車の状態が見えてくると思いますが、あまり乗る機会がない場合は車の点検をしっかりと行って、バッテリー状態やタイヤの溝のチェックなど確認した上で車に乗りましょう。空気圧のチェックもお忘れなく。
もし、ご自身で分からなかったり不安なことがあったりした場合は、お近くの整備工場に持って行き点検をしてもらうと安心して乗ることが出来ます。何か問題があればすぐに対処してくれます。
②路面凍結
春先は、朝晩の冷え込みが厳しく場所によっては凍結している箇所などもあります。特に夜間など見えにくい時間帯では十分注意しましょう。凍結している箇所がアスファルトと同化していることで見えにくく、気付きにくいことがあります。 『路面凍結しているかもしれない』と意識をして運転するように心がけましょう。中でも、トンネルの出入口付近・橋の上、日陰などは特に意識して運転しましょう。
③天候注意(春の嵐など)
春は、春の嵐など風が強く吹くことが多い季節とも言えます。風速10m~15mの段階で車の運転への影響が出始め、高速道路などでは横風に流されるような感覚があり、強い風になればなるほど運転が困難になっていきます。車高の低い車は風の影響を受けにくいのですが、ボックスタイプの車など車高が高めの車は風の影響をとても受けやすく特に注意が必要です。トラックなども、風に煽られて転倒する可能性もあります。また、トンネルの出口やビルの谷間などは、風が強く吹き抜け影響を受ける可能性が強くあるので十分注意をしましょう。 風が強い日の運転は、速度を落として確実なハンドル操作を心がけましょう。急ハンドルや急ブレーキなどをするとパニックになり横転したり、スリップを起こしたりという危険な状況になる可能性があります。 桜の花びらなどがフロントガラスに向かって一気に吹き付けるという場合も考えられますので、そのような場合も十分注意して運転し、あまりにも酷い時は周囲の状況を確認して安全な場所に車を停止させ、様子を見ておくことも大切です。
春の運転の注意事項:思いやり運転 編
①初心者ドライバー、観光ドライバー(レンタカー)
免許取り立ての初心者マークを貼り付けた自動車やレンタカーの目印がついている車(「わ」「れ」ナンバー)などのドライバーにも配慮して運転するようにしましょう。運転が曖昧だったり、遅かったりとイライラする原因となってしまい事故に繋がったり、トラブルへと繋がったりする可能性もあります。運転が危険そうな車両には出来る限り近寄ることはせず、車間距離に気を付けて配慮しましょう。
また、反対に初心者ドライバーや観光ドライバーなど地元の道や運転に不慣れな人が運転をする場合、周囲の状況をしっかりと確認して、後ろが並び始めたら道を譲ったり、近くのコンビニに立ち寄って場所の確認をしたりする配慮をしましょう。 車社会の一員として、運転するドライバーである以上は余裕をもった運転をできるようにお互いに心掛けスムーズなドライブを楽しめるように配慮し合いましょう。
②「かもしれない運転」
『先を読む運転をする』ことで事故を未然に防ぐことができます。道の悪い場所、狭い所、信号のない場所など、「もしかしたら車や人、動物などが飛び出してくるかもしれない」と気を付けることで、周囲への意識が向き安全運転をすることができます。 スピードを落とさずともすぐにブレーキを踏めるように準備をしておいたり、予め不安な場所では速度を緩めたりするなどの対応をしておくこともポイントです。
また、車間距離を空け過ぎず、詰め過ぎずの適度な距離感を保つことも大切です。 急ブレーキを前車がかけた際にも慌てずに対応することができますし、事故を未然に防ぐこともできます。前方の車が通り過ぎた電柱などを目印に、適度な車間距離を確認しながら運転すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。 春だから気をつけなきゃいけないというわけではありませんが、季節柄、頭が回らなかったり、ぼーっと運転してしまったりという可能性も少なくはありません。十分に注意して安全運転を心がけましょう。余裕のある運転ができるように周囲への心がけなども忘れずに。 また、何か車両トラブルなどがあった場合にはお近くの整備工場に持って行って相談するようにしましょう。
[Dr.輸入車ドットコム編集部]