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中古車の車検は何年ごと?車検あり ・なしの違いとは?
投稿日:2022/02/10
中古車の車検ルールをご存じですか?新車の自家用乗用車の場合、登録から初回の車検が3年後、以降は2年ごととルールがわかりやすいですが、中古車はわかりにくいですよね。この記事では中古車の車検ルールについて解説します。
中古車の車検は何年ごと?
中古車の自家用乗用車の車検は2年ごとです。製造後1年未満の車を除いた、全ての中古車に当てはまります。新車の車検は、初回は3年後、2回目以降は2年ごととなります。新車であれば、納車前に製造者がしっかりとした点検を行っているという理由で、初回車検は3年後となります。(新車でも、レンタカーは2年後、バス、タクシーなどは1年後と定められています。)
車検が切れてしまっていたら公道を走ることができません。「無車検運転」になるため、ペナルティが課せられる他、次の罰則があります。
・罰則・罰金:6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
・違反点数:6点
・30日間の免許停止(行政処分が前歴0の場合)
合わせて自賠責保険が切れていると
・違反点数6点
・「1年6カ月以下の懲役・80万円以下の罰金」
・90日間の免許停止(行政処分が前歴0の場合)
中古車の車検表示について
車検が残っているかどうかは「フロントガラスのステッカー」で確認できます。
フロントガラスのステッカーに「車検」という項目があります。そこに「〇年〇月〇日」という記載があり、その日付けが車検の有効期間であるという意味になります。記載の期日までに車検を受けましょう。
その他、細かく次の点について解説します。
・車検あり
・車検整備付き・車検整備2年付き
・車検整備なし・車検なし
車検あり
「車検あり」の場合、車検満了日(車検を受けておかなくてはいけない期日)まで期間が残っている状態の車両です。購入後すぐに車検を受ける必要がないため、「名義変更手続き」のみで公道を走らせられます。
この場合、諸費用が安く抑えられるメリットがありますが、車検満了日によっては数ヶ月後に車検満了日がくる可能性がありますので、「車検あり」の中古車を購入する時には、次の車検までにどれくらいの期間が残っているのか確認しましょう。
車検整備付き・車検整備2年付き
中古車によっては、「車検整備付き」「車検整備2年付き」のものがあります。こちらは、購入後に販売店で車検をしてから納車になります。「2年付き」というのは、購入から次の車検までに期間が丸2年あるという意味です。「車検あり」の車両と比べて、車検期限に余裕がある状態と言えるでしょう。
車検整備なし・車検なし
「車検なし」の記載がある場合は、車検の有効期限が切れているため、販売店で購入する時には、車検を受ける必要があります。車の購入費にプラスして車検費用もかかります。「車検整備なし」については、中古車業者も車検をしないため、公道を走らせるためには自分で車検を受けなくてはなりません。
「車検なし」を買うメリットは、「販売価格が安いこと」や「ユーザー車検」をすることで、車検費用を抑えることが可能になる点です。ですが、購入後すぐに公道を走れず、業者に依頼して車の引き取りなどを行ってもらう必要があります。思っているよりも手間やコストがかかってしまう場合があります。
車検あり・なしの費用差について
「車検あり」「車検整備付き」「車検整備2年付き」と「車検なし」「車検整備なし」の費用差についてこちらを確認して頂ければ、自分が中古車を購入する時に、どれが合っているのかがわかるかと思います。
【車検の有無】 【かかるお金】
・車検あり 表示されている販売価格
・車検整備付き 表示されている販売価格
・車検整備2年付き 法定費用(重量税・自賠責保険料・検査手数料)
・車検なし 表示されている販売価格
・車検整備なし 車検費用の全て
自動車を運ぶ運送費注意するポイントとして、「車検あり」の場合は車検満了日を確認しましょう。
まとめ
中古車を購入する時に、「車検なし」の方が購入にかかる車の費用は安くなります。ただし、公道を走るために自分で車検を受けたり業者に依頼して車を運ばなくてはなりません。反対に、「車検あり」の場合、中古車購入後すぐに走らせられるだけでなく、価格が明瞭であり整備をしてくれているので納車後も安心して乗れます。購入を検討する際には、車検の有無についてもしっかり確認しましょう。
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