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整備日記

H30 ポルシェパナメーラ 点検、整備、鈑金(バッテリー交換、ブレーキパット交換)

投稿日:2024/04/10

メインの画像
こんにちは、今回のお車はH30 ポルシェパナメーラです。
オイルランプ点灯、パーキングエラーでご入庫いただきました。

ダイアグノーシス診断の結果、故障コードありました。

●ダイアグノーシス●
ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。




バッテリーは点検の結果、【不良、要交換】でした。
●バッテリー●
バッテリーはエンジン始動の他に、ライトなどの電装品への電力供給や制御などの各種コンピュータ機器へのバックアップもしています。自動車を始動させるためになくてはならない部品です。使用、年数と共に性能が低下し、3年ごとの交換をお勧めしています。


交換前

交換後


エンジンオイルを抜きとったところ、規定量7.2リットルのところ排出量6リットルでした。9000キロで1.2リットル位、消費しています。
●エンジンオイル●
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。オイルパンドレンコックガスケットはオイル漏れを防ぐためのパッキンです。


エンジンオイル交換

●オイルエレメント●交換
エレメントはオイルをエンジン内細部に潤滑する際、エンジン内で発生した鉄粉やゴミなどをろ過するフィルターでオイル交換2回に1回の割合での交換をお勧めしています。


●ブレーキパッド●交換

自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。























●ブレーキパッドセンサー●交換

パッドの摩耗限界を知らせてくれるものです。






















●ブレーキオイル●交換
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。



フロントバンパー板金前









作業後



























ブレーキテスト






















●規定トルク●
ボルト、ナットを締める際、ネジ部を回転方向に回して締め付けていきますが、その際に必要な力のことを締め付けトルクと言います。締付けトルクはボルトの種類や締め付ける場所、目的によってそれぞれ適正値が規定されています。






バッテリーの保証書


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