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整備日記
H28 フィアット 500 1年点検(クラッチオーバーホール、チェーンカバー、ディスクローター)
投稿日:2023/08/29
こんにちは!
今回のお車はH28 フィアット 500 です。
1年点検でご入庫いただきました。
クラッチ焼けた匂いがするとのことでご入庫いただきました。
クラッチオーバーホールしクラッチカバー、ディスク、ベアリング等交換しました。
●クラッチカバー● 回転するクラッチ機構を支えている金属カバーです。フライホイールに固定されクラッチディスクを介して動力を伝達、遮断します。
●クラッチディスク● フライホイールに圧着(クラッチカバーによって)したり、離れることでエンジンからの動力を伝達したり遮断します。
クラッチレリーズベアリングを交換しました。
レリーズフォーク交換しました。
チェーンカバー分解し、シールパッキン塗布しました。
フロントディスクローターは厚みの限界値10.2mmのところ、9.5mmでした。限界値より薄いため交換しました。
●ディスクローター●ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。
フロントブレーキパッド交換し、ブレーキメンテナンスキットでグリス塗布しました。
●ブレーキパッド● 自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。
●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。
リヤハブロックナット交換しました。
●リヤハブロックナット● リヤハブロックナットは、ブレーキドラムを外側から固定するための部品です。 ブレーキの中を点検しなければならない以上一旦緩める必要があり、点検後は規定トルクで締めつけます
ブレーキオイルを交換しました。
●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。
ギヤオイルを交換しました。
今回のお車はH28 フィアット 500 です。
1年点検でご入庫いただきました。
クラッチ焼けた匂いがするとのことでご入庫いただきました。
クラッチオーバーホールしクラッチカバー、ディスク、ベアリング等交換しました。
●クラッチカバー● 回転するクラッチ機構を支えている金属カバーです。フライホイールに固定されクラッチディスクを介して動力を伝達、遮断します。
●クラッチディスク● フライホイールに圧着(クラッチカバーによって)したり、離れることでエンジンからの動力を伝達したり遮断します。
クラッチレリーズベアリングを交換しました。
レリーズフォーク交換しました。
チェーンカバーよりオイル滲みしました。
エンジンオイル、クーラント抜き取りました。
チェーンカバー分解し、シールパッキン塗布しました。
ウォーターポンプを交換しました。
●ウォーターポンプ● ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント(冷却水)を循環させる役割を担う大切な部品です。エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。
●ウォーターポンプ● ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント(冷却水)を循環させる役割を担う大切な部品です。エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。
オイルパン取り外し清掃し、シールパッキンを塗布しました。
シリンダーヘッドカバー取り外し、ガスケット交換しました。
●シリンダーヘッドカバーガスケット● シリンダーヘッドカバーガスケットとはシリンダーの上にあるカバーと、シリンダーヘッドの間にあるゴムパッキンです。
フロントディスクローターは厚みの限界値10.2mmのところ、9.5mmでした。限界値より薄いため交換しました。
●ディスクローター●ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。
フロントブレーキパッド交換し、ブレーキメンテナンスキットでグリス塗布しました。
●ブレーキパッド● 自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。
●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。
リヤハブロックナット交換しました。
●リヤハブロックナット● リヤハブロックナットは、ブレーキドラムを外側から固定するための部品です。 ブレーキの中を点検しなければならない以上一旦緩める必要があり、点検後は規定トルクで締めつけます
ブレーキオイルを交換しました。
●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。
ギヤオイルを交換しました。
エンジンオイル、クーラント注入し、エアコンガスチャージしました。
●エンジンオイル● エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。オイルパンドレンコックガスケットはオイル漏れを防ぐためのパッキンです。
●LLC● 冷却液(ロング・ライフ・クーラント:LLC)は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます
●エンジンオイル● エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。オイルパンドレンコックガスケットはオイル漏れを防ぐためのパッキンです。
●LLC● 冷却液(ロング・ライフ・クーラント:LLC)は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます