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整備日記

H23 アウディ A4 エンジン不調(エキゾーストバルブ破損)

投稿日:2023/04/03

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こんにちは!
今回の御車はH23 アウディ A4です。
エンジン不調でご入庫いただきました。

チェックランプ、EPCランプ点灯していました。




ダイアグノーシス診断をしました。
診断の結果、過去履歴で1.3.4番のシリンダー失火と出ました。

●ダイアグノーシス● ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。



圧縮圧力テストをしました。

圧縮圧力テストでは3番シリンダーが圧縮なしでした。







エンジンオイル、クーラントを抜き取ります。
エアコンガス抜き取りました。




分解します。



インマニ脱着、分解、シリンダーヘッドカバー取り外しました.







取り外したシリンダーヘッドはエキゾーストバルブが破損していましたので修理し、ガスケット塗布しました。












チェーンカバー取外し、ガスケット類を交換しました。













燃料ポンプのガスケットを交換しました。

●フューエルポンプ(燃料ポンプ)● フューエルポンプはいわゆる燃料ポンプです。フューエルタンクの燃料をキャブレーターなどに圧送する装置です。また、インジェクションポンプおよび圧力制御弁に燃料を供給する装置として用いられています。




インジェクターOリングを交換しました。




インマニガスケット、スロットルボディガスケットを交換しました。

●インテークマニホールドガスケット● インテークマニホールドとは、吸い込んだ空気をスロットルからエンジンの各シリンダーに分配するパイプのことです。インテークマニホールドガスケットとはそのインテークマニホールドとエンジンの間にあるガスケットです。
●スロットルボディ● スロットルボディとは、燃料や空気を取り込み、内燃機関へと送る役割をもつ部品です。汚れが溜まってくると、詰まったりしてアイドリングが不安定になったりします。






オイルエレメント交換しました。
●オイルエレメント● エレメントはオイルをエンジン内細部に潤滑する際、エンジン内で発生した鉄粉やゴミなどをろ過するフィルターでオイル交換2回に1回の割合での交換をお勧めしています。




スパークプラグ交換しました。
クーラント、エンジンオイル注入、エアコンガス注入しました。


●スパークプラグ● スパークプラグは、エンジン内部の燃料と空気の混合気に火をつけ爆発燃焼させるための部品です。混合器を爆発させるために強い火花が要求されます。1分間に何百、多いときは何千回と爆発するため火花が発生する部位は徐々に摩耗が進みます。3万キロに一度を目安に交換をお勧めしています
●エンジンオイル● エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。オイルパンドレンコックガスケットはオイル漏れを防ぐためのパッキンです。
●LLC● 冷却液(ロング・ライフ・クーラント:LLC)は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます



























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