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整備日記

H23 フィアット595 安心点検

投稿日:2020/05/11

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こんにちは!
今回のお車はH23 フィアット595 です。
安心点検でご入庫いただきました。

各所点検しました。

タイヤが2本残り溝が3mm以下でした。
タイヤの溝の深さは走行と共に摩耗し浅くなってきます。安全、安心にお乗りいただく為にも残り溝が3~4㎜程度になったらお取替えをお勧めしています。

2本タイヤ交換しました。























































エアークリーナエレメントは汚れていましたので交換しました。
エアークリーナーエレメントは、エンジンを回すために必要な空気からほこりやゴミなどをろ過する働きがあります。走行に伴い徐々に汚れ目詰まりを起こします。その結果、十分な空気が得られず燃費が悪くなったり、加速性能が低下したりなど環境にもよくありませんので、汚れたらお取替えをお勧めします









































エアコンフィルターも汚れていましたので交換しました。
エアコンフィルターはエアコン稼働時に働くもので、外気・内気から、粉塵、排気ガス中の微粒子、花粉などをこし取り、浄化した状態でエアコンに流す役目を担っています。









































ミッションオイル交換しました。
専用オイルで交換しました。
ミッションオイルとは、マニュアルトランスミッション車にとって必須のオイルです。マニュアルトランスミッションは複数のギアが組み合わさって可動しており、ミッションオイルにはこのギアをスムーズに動かす潤滑剤の役割があります。 古くなったミッションオイルを使い続けていると、トランスミッション内のギアが潤滑不良に陥って摩耗していき、最終的にはギアが割れてしまうので、ミッションオイルは定期的に交換するのがお勧めです。走行20000㎞ごとまたは2年ごとの交換がお勧めです。





















ファンベルト交換しました。





















クランクシャフト、カムシャフトオイルシール交換しました。









































ウォーターポンプ交換しました。
ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント(冷却水)を循環させる役割を担う大切な部品です。エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。










































ベルトテンショナー交換しました。









































タイミングベルト交換しました。
タイミングベルトは、エンジン内部にどのタイミングで空気を取り入れ、どのタイミングで燃焼後の排気をするかなどを行うための大切な部品です。このベルトが切れたり位置がずれたりすると、走行中エンジンが停止したり掛からなくなったりします。自動車メーカーでは10万㎞でのお取替えを推奨しておりますが、使用環境の状態などにより10万㎞未満でも切れたりずれたりすることがあります。ですので私どもは8万㎞を超えたお客様には早めのお取替えをお勧めしております。








































冷却水交換しました。









































ブレーキパッドはフロント2ミリ、リヤ1mmでしたので交換しました。
それぞれパッドセンサーも交換しました。
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。





















ブレーキメインテナンスキットでグリス塗布しました。
ブレーキメンテナンスキットは鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。









































ブレーキオイル交換しました。








































スパークプラグは磨耗していましたので交換しました。
スパークプラグは、エンジン内部の燃料と空気の混合気に火をつけ爆発燃焼させるための部品です。混合器を爆発させるために強い火花が要求されます。1分間に何百、多いときは何千回と爆発するため火花が発生する部位は徐々に摩耗が進みます。3万キロに一度を目安に交換をお勧めしています










































最後に走行テストを行いました。

これにて作業完了です。



























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