Dr.輸入車ドットコム Dr.輸入車ドットコム

加盟店ブログ

整備日記

H28 ジャガーXE 一般整備(エンジン関連修理・整備)

投稿日:2024/06/06

メインの画像 こんにちは、今回のお車はH28ジャガーXEです。

オーバーヒート、ブレーキ鳴きでご入庫いただきました。







ダイアグノーシス診断では故障コード[ファン1コントロールサーキット]と出ました。電動ファンは回っています。
サーモスタット開閉不良が原因でした。


●ダイアグノーシス●
ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。



クーラント抜き取り




サーモスタット交換 新旧
●サーモスタット●
サーモスタットとは、エンジン冷却水(LLC)の流れ(水路)をバルブの開閉により自動制御して、冷却水温を適温に保つよう調整するバルブ装置のことです。




ラジエータサブタンク交換 新旧



ホース交換 新旧



ラジエータホース交換 新旧
ジエータホース
エンジンとラジエータを繋いでいるホースをラジエータホースと呼んでいて、ラジエータで冷やされた冷却水がエンジン内に入り、循環、冷却後、ラジエータに戻ってくるためのホースです。





クーラント注入
●LLC●
冷却液(ロング・ライフ・クーラント:LLC)は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます



ブレーキ鳴きで見させていただきました。
フロントディスクローターは限界値26mmのところ実測値26.8mm、
リヤディスクローターは限界値8mmのところ実測値9mmでした。
ディスクローター研磨しました。



フロント、リヤディスクローター取り外し



ブレーキローター傷の研磨
ブレーキローターに傷があると、走行中ブレーキペダルに振動がある、ブレーキをかけるとハンドルが振れる、ブレーキの効きが悪くなったりします。、ローターの表面がギザギザになったり内側外側の厚みに違いが出たりと、荒れた面を削り傷んだローターのコンディションを研磨によって戻します。ブレーキローターの研磨を行えば、ブレーキパッドとの隙間もなくなり、ブレーキ性能がしっかりと発揮されます。



ロント、リヤディスクローター研磨後 取り付け



ブレーキメンテナンスキット
鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。











エンジン下回り洗浄





おすすめ記事