こんにちは!今回のお車はH29 ジープ ラングラー アンリミテッドです。エンジンチェックランプ点灯(エンジン内部の汚れ)、ブレーキパッド交換でご入庫いただきました。
エンジンチェックランプ点灯のため修理させて頂きました。
ダイアグ診断では、エンジン油圧コントロール回路スタックオンの
コードが出ました。
オイル漏れはありませんでした。
エンジンの内部がかなり汚れていましたので
オイルフラッシング作業をしてエンジン内部の清掃をしました。
●エンジンオイル● エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。
エンジンオイルフラッシングをしました。
●エンジンオイルフラッシング●
エンジン内部は少しずつ汚れが溜まっていきます。長期間、エンジンオイル交換をしなかったり、またはエンジンオイル交換で取りきれなかった汚れは、スラッジ(ヘドロ状の汚れ)となってエンジン内部に蓄積してきます。汚れが蓄積するとエンジントラブルの原因になります。「フラッシング」とは、オイル交換で取りきれず、エンジン内部にたまってしまったこのスラッジ(ヘドロ状の汚れ)などを落とす作業のことです。
オイルエレメント交換しました。
●オイルエレメント● エレメントはオイルをエンジン内細部に潤滑する際、エンジン内で発生した鉄粉やゴミなどをろ過するフィルターでオイル交換2回に1回の割合での交換をお勧めしています。
リヤディスクパッドはパッドの厚さは3mmしかありませんでした。
リヤディスクパッドを交換しました。
●ブレーキパッド●
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。
ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等グリス塗布しました。
●ブレーキメンテナンスキット●
鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。
ブレーキオイルを交換しました。
●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。