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整備日記

H20 BMW 120i ブレーキ警告灯(ブレーキパッド、ディスクローター、キャリパー固着)

投稿日:2023/03/02

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こんにちは!
今回の御車はH20 BMW 120iです。
ブレーキ警告灯でご入庫いただきました。




ダイアグノーシス診断の結果、ブレーキパッドの磨耗コードが検出されました。

●ダイアグノーシス● ダイアグノーシスとは、電子制御されたエンジンにおいて、各種センサーが正常に作動するかをチェックするための自己診断機能のことです。





リヤブレーキパッドは厚みは8.7mmです。
フロントブレーキパッドは内側と外側で厚みが違う状態でした。
またディスクキャリパーの固着も見られました。







フロントディスクローターは磨耗していましたので交換しました。
ディスクローター、キャリパー取り外しました。








フロントディスクローター交換しました。
●ディスクローター● ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。











フロントブレーキパッド交換前の状態です。








フロントブレーキパッドを交換しました。
●ブレーキパッド● 自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。





キャリパーは固着していましたのでキャリパーオーバーホールしキャリパーシールキット、ガイドブッシュキットを交換しました。

●ブレーキキャリパー● ディスクブレーキを構成する部品の一つです。ブレーキパッドをブレーキローターに押さえつける役割を果たし、摩擦による制動を可能とします。













ブレーキパッドセンサーを交換しました。

●ブレーキパッドセンサー● パッドの摩耗限界を知らせてくれるものです。





ブレーキオイルを交換しました。
●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。





ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等グリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。






最後にブレーキテスターを行いました。





















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