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整備日記

H29 フィアット500 クラッチ異音修理(クラッチ磨耗)、ディスクローター、ブレーキパッド交換

投稿日:2023/02/03

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こんにちは!
今回のお車はH29 フィアット500 です。
クラッチ異音、ディスクローター、ブレーキパッド交換でご入庫いただきました。
クラッチ異音は、クラッチ磨耗が原因でした。
クラッチ取外し、オーバーホールしました。


ミッション取外しますのでミッションオイル抜き取り、ミッションを取り外しました。










レリーズベアリングを交換しました。




クラッチカバー、ディスクを交換しました。

●クラッチカバー● 回転するクラッチ機構を支えている金属カバーです。フライホイールに固定されクラッチディスクを介して動力を伝達、遮断します。
●クラッチディスク● フライホイールに圧着(クラッチカバーによって)したり、離れることでエンジンからの動力を伝達したり遮断します。







ミッションオイルを注入しました。

●ミッションオイル● ミッションオイルとは、マニュアルトランスミッション車にとって必須のオイルです。マニュアルトランスミッションは複数のギアが組み合わさって可動しており、ミッションオイルにはこのギアをスムーズに動かす潤滑剤の役割があります。 古くなったミッションオイルを使い続けていると、トランスミッション内のギアが潤滑不良に陥って摩耗していき、最終的にはギアが割れてしまうので、ミッションオイルは定期的に交換するのがお勧めです。走行20000㎞ごとまたは2年ごとの交換がお勧めです。




デュアロジックオイルを交換しました。




フロントディスクローターは磨耗の為交換しました。

●ディスクローター● ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。










フロントブレーキパッドは残り溝が少ない状態でしたので交換しました。

●ブレーキパッド● 自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。




ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等、グリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。











ブレーキオイルを交換しました。

●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。







エアコンフィルターは汚れていましたので交換しました。

●エアコンフィルター● エアコンフィルターはエアコン稼働時に働くもので、外気・内気から、粉塵、排気ガス中の微粒子、花粉などをこし取り、浄化した状態でエアコンに流す役目を担っています。



























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