こんにちは!
今回のお車はH16 ジャガー XJ6です。
オイル漏れでご入庫いただきました。
オイル漏れは
・ミッションオイルパン
・フロントケースのチェーンカバー
・ギヤボックス
からありました。
まず、チェーンカバーを取外すためにシリンダーヘッドカバー、オイルパンを取外し作業します。
シリンダーヘッドカバー取外し作業
シリンダーヘッドカバー洗浄し、パッキンを交換しました。
●シリンダーヘッドカバーガスケット● シリンダーヘッドカバーガスケットとはシリンダーの上にあるカバーと、シリンダーヘッドの間にあるゴムパッキンです。
インテークマニホールドガスケットを交換しました。
エンジンオイル抜き取り、オイルパンカバーを取外し、オイルパンガスケットを交換しました。
ベルト取外し、タイミングチェーンカバー取り外します。
清掃し、タイミングカバー取外しタイミングカバーパッキン交換しました。
クランクシャフトオイルシール交換しました。
ウォーターケースOリングを交換しました。
水漏れしていました。
ミッションオイルを抜き、ミッションオイルパンを取り外してミッションオイルパンを交換しました
オートマオイルはフラッシングしました。
オートマオイル注入しました。
●オートマチックオイル●ATオイルはオートマチックトランスミッションのシフトチェンジを行うための作動に使われています。走行と共にオイルが徐々に酸化し、オイル通路の各部を摩耗させていきます。また、ATミッションの制御にも影響してきます。
エンジンオイルを注入しました。
●エンジンオイル● エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。
LLC(冷却水)を注入しました。
●LLC● 冷却液(ロング・ライフ・クーラント:LLC)は、名前の通り、エンジン内部を冷やすものとして必要不可欠なものです。冷却液が不足すると正常に冷却されなくなり、エンジンが異常高温になってしまいます
アンダーカバー、エンジン下回りを洗浄しました。
ギヤボックスのオイル漏れは漏れ防止剤で様子をみていただくことになりました。
●ワコーズMPS● ミッションオイル等の漏れ防止剤。パワステ&ATシールコート(PATS)のもつ添加効果に加え、新素材【超高粘度指数ポリマー】の採用により、低油温度の粘度上昇を抑えつつ運転温度域の粘度を回復し、さらにはCVTFの伝達効率を向上させる添加剤です。