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整備日記

H21フォルクスワーゲン ゴルフ エンジンチェックランプ点灯(タイミングチェーン)

投稿日:2022/06/02

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こんにちは!
今回のお車はH21フォルクスワーゲン ゴルフ です。
エンジンチェックランプ点灯でご入庫いただきました。

タイミングチェーンが伸びていました。

専用の工具を使用して作業しました。





エンジンオイル、クーラントを抜き取り、分解していきます。




タイミングチェーンカバー取り外しのため、オイルパン取り外し、シールパッキン塗布をしました。

●オイルパンとは● オイルパンとはエンジン底部にあるエンジンオイルをためておくところです。潤滑後のオイルはここに戻り、冷却、ろ過されたのち、再びポンプで必要箇所へ送られます。




タイミングケース取り外します。
パッキン、チェーン、テンショナー交換しました。







フロントクランクシール交換しました。




ラジエータ交換しました。
クーラント漏れしていました。

●ラジエータ● エンジンの熱を冷却水によって吸収し、温度が上がった冷却水の熱を外部に逃がして冷却するための装置をいいます。水漏れするとオーバーヒートの危険がございます。



ホースは損傷部位がありました。
保護し、ホースクランプを交換しました。




クーラント、エンジンオイル注入しました。

エンジンオイルはSOD-1を混ぜて注入しました。

●SOD-1● SOD-1はエンジンオイルの添加剤です。酸化原因を防ぎ、酸化防止剤の効果を強化します。洗浄効果により泥状物を除去また泥状物の発生を抑制します。よって、オイルの性能を強化・酸化を抑制し寿命を伸ばすことで車を守ります。またシールの硬化が原因のオイル滲み・漏れに対しては改善が期待できます。





オイルエレメント交換しました。

●オイルエレメント● エレメントはオイルをエンジン内細部に潤滑する際、エンジン内で発生した鉄粉やゴミなどをろ過するフィルターでオイル交換2回に1回の割合での交換をお勧めしています。




ブレーキオイルを交換しました。

●ブレーキオイル● ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。



ブレーキメンテナンスキットでブレーキパッド等、清掃してグリス塗布しました。


●ブレーキメンテナンスキット● 鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。

















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