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H22 メルセデスベンツ E250CGI ブレーキ鳴き修理

投稿日:2021/09/02

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こんにちは!
今回のお車はH22 メルセデスベンツ E250CGI です。
バック時にブレーキが鳴くとのことでご入庫いただきました。

ブレーキパッドの残量はフロント7.7mm、リヤ5mmでした。
フロント、リヤともに残量あります。

●ブレーキパッド●
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。






ディスクローターはフロント、リヤともに厚みの規定値を過ぎていました。
フロントディスクローター:規定値29.4mm 実測値28mm
リヤディスクローター:規定値8.3mm 実測値7.5mm












フロント、リヤのディスクローターを交換しました。

●ディスクローターとは●
 ブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。



















ブレーキメンテナンスキットでパッド等清掃しグリス塗布しました。

●ブレーキメンテナンスキット●
鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。











ブレーキオイル交換しました。
●ブレーキオイル●
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える重要な役割をしています。ブレーキオイルの難点は吸水性が高く使用していると少しずつ水分が混入されてブレーキシステム内部に錆を発生させてしまいます。その他にも混入した水分でペーパーロック現象を引き起こしたりと、ブレーキが効かなくなります。2年または20000㎞ごとの交換をお勧めしています。












ブレーキテスターを行いました。























































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