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整備日記

H25 ルノー カングー 車検(オイル、ディスクローター足回り、ドライブシャフトブーツ、エアコンフィルター)

投稿日:2020/12/08

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こんにちは!
今回のお車はH25 ルノー カングー です。
車検でご入庫いただきました。

各所点検しました。








エンジンオイルが交換時期でしたので交換しました。
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や洗浄を主に行っています。オイルは空気に触れたり使用、年数で劣化します。当社では5,000㎞、半年に一度を交換目安で交換をお勧めしています。交換しないとエンジン自体に負担がかかって故障の原因となりますのでこまめな交換をお勧めします。オイルパンドレンコックガスケットはオイル漏れを防ぐためのパッキンです。


























オイルエレメントも交換時期でした。
エレメントはオイルをエンジン内細部に潤滑する際、エンジン内で発生した鉄粉やゴミなどをろ過するフィルターでオイル交換2回に1回の割合での交換をお勧めしています。



























フロントディスクローターは磨耗していましたので交換しました。
ディスクローターとはブレーキパッドで挟み込み制動力を確保する部品です。そのため摩耗すると異音が出たりジャダー(ブレーキを踏んだ時にゴトゴトする感じ)が発生する原因となります。
































左インナードライブシャフトブーツはグリス漏れしていましたので交換しました。
 ドライブシャフトは、アクセル操作やミッションのシフト操作により駆動タイヤを必要回転数で回転させる為の部品です。シャフト両端の連結部にゴミなど異物が混入しないようゴムのカバーが取り付けてあります。このカバーをブーツと呼んでいます。このブーツに亀裂など損傷があるとゴミや異物が混入し、連結部を傷つける恐れや、異音の原因となります。

















フロントブレーキパッドを交換しました。
自動車のブレーキは回転している円い鉄板を挟んで停車させます。鉄板を挟む物をブレーキパッドと呼んでいます。この部品は石綿のようなものでできておりブレーキペダルを踏み込んだとき、回転中の鉄板を挟みます。そのためブレーキペダルを踏むたびにブレーキパッドは摩耗し減っていきます。車にもよりますが、新品のパッドの厚さは10㎜です。パッドの使用限度は残量1㎜なのですが、当社ではお客様の安全を考え、3㎜以下になりましたら交換をお勧めしています。















ブレーキメインテナンスキットで清掃しグリス塗布しました。
ブレーキメンテナンスキットは鳴き低減用グリス(鳴きを低減し、潤滑性能と防錆効果によりブレーキ部品を保護します)及びラバーグリス(スライドピン・ピストンの摺動部の防錆、潤滑効果を高めます)とブレーキクリーニング用専用ワイパーのセットです。


























ブレーキオイル交換しました。


























エアコンフィルターは汚れていましたので交換しました。
エアコンフィルターはエアコン稼働時に働くもので、外気・内気から、粉塵、排気ガス中の微粒子、花粉などをこし取り、浄化した状態でエアコンに流す役目を担っています。


















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